**********************************  ☆ 生協おばちゃんとホッと一息 ☆  ********************************** [ 痛みは、知覚?情緒? ]  こんにちは。  もう3月になってしまったんですね。  あの痛みとの付き合いも終盤に差し掛かっています。  歯を抜いた歯茎はまだ少し鈍い痛みがあります。    「ふと気がつくと痛かった。」というように、痛みを忘れている瞬間があるのですね。  痛みの医学は、17世紀フランスの哲学者デカルトの理論が基礎となっています。  デカルトは、痛みを(触覚、温度覚と並ぶ)知覚のひとつとしてとらえています。  ところが、歴史的にみれば、古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、 痛みを、情緒ー快感とは逆な情緒ーであると考えました。  「知覚の波が血管に沿って心臓に伝わる。その波があまりに激しいとき、痛いという情緒が生まれる。」  現在の考え方は、知覚、情緒の両方を痛みの一部と考えます。  たとえば、「歯の痛みは、特定の場所、つまり歯に局限している。しかし『痛み』という言葉は、 普通、限局した痛みだけでなく、歯痛という不快な体験全体を意味する。」心理学の教科書(1909年) に記載されているそうです。  (※参照)  人によって痛みの感じ方、程度が大きく違ってくるようです。  大げさに「イタイ!イタイ!」と言って騒ぐ人。  ・・・人に訴え、騒ぐことで痛みを和らげているのでしょうか。  何度検査しても悪いところがないのに、慢性の痛みに悩んでいる人。  ・・・痛みが出てきたときの状態に何かヒントがあるようです。  今日(11日)のテレビ番組「特命リサーチ200X!」で「幻肢」が取り上げられますが、 「痛みの心理学」に関係があるようです。  ※参考書籍:丸山俊彦著「痛みの心理学 〜疾患中心から患者中心へ〜」(1997)中公新書   ******************************************************** ホームページはこちらへhttp://obasan.sugoihp.com/